やってしまいました(凹)

Huztak

2012年05月02日 21:34

久しぶりの投稿です。
先日、自分の不注意からやってしまいました。走行中に絶対にやってはいけないことを・・・
その結果、最悪の結果を招くことは無かったのですが、他人に迷惑をかけることとなってしまいました。また、愛車を失うこととなってしまいました。


思い出すものいやですが、トラウマにならないためと、他の誰にも、このような経験をして欲しくないため、あえて書いておきます。
ちと生々しくなるかと思うので、この先は興味のある方のみどうぞ。

ほんの一瞬ですが、真下(トップチューブ)を見てました。
次に覚えているのは、
・今まで聞いたことのない音(衝撃音)
    ↓
・光の雨と共に地面が近づいて来たこと。(ここまでがスローモーション)
    ↓
・首の後ろに強い痛みと呼吸が出来ない自分
    ↓
・身体が硬直し、苦しくて大声でをあげている自分

不思議とショック/パニック状態になっていない自分がそこにはいました。

呼吸ができるようなった時、足元に愛車が転がっており、光の雨がガラス片だということに気がつきました。
「あ~~、車に突っ込んだ!」
また近くにいた人達が、後続車に合図を送っている。
自分が追突した車の運転手が「大丈夫ですか~~~?」

首の後ろの痛みがハンパ無く、頚椎骨折か???(すけえ不安にかられる)思わず手で首を触ってみる。
同時に、咳と鼻水が出たので出血か?(相当ヤバイかも)
鼻から出てきたのはさらっとした透明なモノ・・・(かなりヤバイ??)
咳してでたのは血ではなかった。(呼吸困難からの回復で咳がでたかも)

次に両手両足のすべての指を動かす・・・・(動いた!!)
肘と膝を動かしてみる・・・(動く!!)

少し身体を起こしてみる。(周りからは、「動くな!」と声が)
でも、後続車へ合図を出している方に悪いと、バイクを歩道に移動し、自分も歩道へ自力で行く。
リュックをしょっていたのでいい感じの角度で横になることができた。

救急車が車での間に、妻へ電話する。
電話後、自分が追突した車両の写真を撮る(保存はしたかったようだ)

首の痛みと胸部の痛みで呼吸がキツイが意識はかなりしっかりしている自分にビックリ!
救急車とパトカー到着後、救急隊員から氏名、生年月日、住所を尋ねられたが、ロレツもしっかりしている。
頚椎損傷の可能性もあるので、首には例の樹脂製?コルセットを装着され、救急車へ。

あつかましくも、追突した車両の運転手には、自転車の保管をお願いし、病院へ。
救急車の中でも、救急隊員とは会話が出来る。
携帯で妻へ電話し、搬送先の病院を伝える。

搬送された病院では、医者とのやり取りと、骨折等のチェック(この時点で骨折は無しが確定)
次に東部と頚椎のダメージを確認するためのCT・・・
このCTまでに30分程度の待ち・・・
首へのコルセット?のためか、姿勢を維持しておくことがかなりの苦痛。
看護師にお願いし、携帯をつかわせてもらうことに・・・
妻へメールし、救急処置室にいることと、CT待ちであることを伝える。

しばらくして妻がきた。
ワシ 「ごめん!やっちまった・・・」
妻 「電話とメールが出来るくらいだから、深刻ではないようね。擦過傷も骨折も無いようだし・・」
因みに妻は看護師である。事故った直後の自分からの直接の電話からも、最悪の状況ではないことだけはわかっていたようだ。(普通ならとり乱すかもね)
妻 「CTまで時間があるから、子供達を一旦家に帰すね」と、部屋をでていく。

時間をもてあましていることには変わりないので、FBに近況UPする。

しばらくして看護師登場!
CT室へ連れて行かれ、頭部と頚椎のスキャンと 右手首のレントゲン

CTのあと、処置室へ戻される。
担当の医者が別の診察をしているということで、ここでも一旦待たされる。
妻再登場。
諸々話をしながら、時間を潰す。
やがて医者が来て、スキャン画像を確認する。
確認後、特に問題は無いと診断され、首のコルセット(?)をはずしてくれた。

妻から起き上がり方を教わり、起き上がろうとするも、胸から背中にかけての痛みと首の痛みでうまく起き上がれない。
やっとこさ起き上がるも、頭がフラフラし今度は立ち上がれない。

妻の顔をみるとその表情は普通だったので、ひどい状態だが、最悪ではないと勝手に判断し、安心する。
数分後、歩けるようになり、処置室をでて、受付で清算し、帰宅。

帰宅後、子供達の顔をみて、ちょっとウルっときた。
ウェアを脱いで、シャワーを浴びる。
ほっと一息つくも、上半身と頚椎の痛みでかなりシンドイ・・・

妻へ、バイクの回収をお願いすると、快く引き受けてくれ、バイクを回収へ。
正直、ヘルメットとバイクの状態を確認し、どれだけの衝撃を受けたのか知りたかった。

1時間後、バイクを回収した妻が帰宅。
車からバイクを降ろし、いつもの保管場所へ・・・



ヘルメットは外装は若干凹みがあったが、内側を見てビックリ!! ざっくり割れている(恐)





バイクは、トップチューブとダウンチューブのヘッドチューブ側が大きく凹み割れている。





衝撃をヘルメットとバイクが吸収してくれたようだ・・・(感謝)

その日のことは、ここまでとしますが、この記事を書いているのは、事故から2日後。

この間は、
・首への衝撃のためか、食事の際にモノを飲み込みにくい
・首の痛みのため、寝返りがうてない。
。椅子に座る/立つときにきつい。

今日の時点では、痛みも少なくなりました。

相手への損害の賠償については保険でなんとかなりそうです。

このブログへアクセスされる方の多くが、自転車乗りと思います。
釈迦に説法・・・かもしれませんが、

・走行中は前をみましょう!絶対に下を向かないこと。
 (きつくなると下を向きがちですが・・・)
・自転車に特化した保険には入っておきましょう。
 (JCAの保険への加入をお勧めしますが、他にいいモノがあったら教えてくださいな)

まぁ、身体も普通に戻ったら、妻と話をして、新しいフレームでも買いますわ。
ついでに妻も自転車の世界へ一緒に・・・

追伸:FB及び直接のお見舞いメッセージありがとうございました。ご心配おかけしました。でも、涙が出るほどうれしかったです。
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